専門家に後見人になってもらうことを考えた時、一体どの専門家に依頼するのがいいのでしょうか?
現在、家庭裁判所で一番、後見人として選任されている専門家が司法書士になります。
それぞれ、専門家によって得られるメリット、デメリットとは一体どのようなことがあるのでしょうか?
まず思い浮かぶのは弁護士ではないでしょうか?法律のこと、お金のこと、トラブルが起こっても安心です。
確かに頼れる存在ではありますが、報酬は司法書士や社会福祉士に頼むよりかなりの高額の報酬になってきます。
会社などを経営されている、資産家などで何億という多額の財産がある時には弁護士に依頼されると良いでしょう。
社会福祉士は成年後見の分野に密接した業務を行なっています。そのため単純に資産の管理だけでなく福祉の観点ではとても有益なサポートが受けれることでしょう。
しかし社会福祉士は裁判所に提出する書類などの作成などはできません。
書類作成の為には法律家への依頼が必要になってきます。また行政書士も書類作成をすることはできません。
司法書士はこういった書類のサポート・作成、また財産管理、見守り契約など幅広くサポートできます。
また報酬も弁護士に依頼するより安くなります。そういった点でも一番ニーズがあっていると言えます。