専門職後見人とは?

専門職後見人とは?

専門職後見人とは、司法書士・弁護士・社会福祉士などの専門家が成年後見人となり財政管理や契約などを行ってくれ。メリットとしては例えば司法書士・弁護士などに成年後見人になってもらうと法律にも詳しく不動産の売却、住居の移転、介護施設などの入居や財政管理もスムーズに行えることです。デメリットとしては報酬が発生することです。しかし身近に成年後見人になってくれる人ががいない場合などは安心です。近年では司法書士が成年後見人にとして就任する事が急増しています。

司法書士に成年後見人のになってもらうと、どんなメリットがあるの?

では、司法書士などの専門家に成年後見になってもらう事でどのようなメリットがあるのでしょうか?

①書類の作成などを司法書士に頼める

家庭裁判所に成年後見の申立てをする際には戸籍の取得や、親族関係図の作成、財産目録の作成など様々な書類を作成しなければなりません。また記入もれ、ミスなどがあると再度、書類を作成して申請しなければなりません。
こういった書類等は自分で作成することも出来ますが、ただでさえ複雑なことなので知識を持っていなければ作成するのまでに非常に労力がかかる事と言えます。
また、申立てをして成年後見人になると、最低でも年に1回程度は財産状況などの報告書を作成し裁判所に提出しなければなりません。司法書士に頼むと、こういった書類の手続きの作成作業を代理して行ってもらえるのでとても便利です。

②成年後見制度が上手に活用できる

もし分からない事があれば、遠慮なくいつでも相談にのってもらうこともできますし、それに伴って必要な作業や手続き、書類作成なども作成することももちろん可能ですし、的確にアドバイスもできます。
とくに多いご相談は財産管理や相続、またそれに伴っての遺産分与や不動産の売買のことです。
そういったことも専門の知識がございますので、より良いご提案ができお客様にも安心していただけることと思います。

③時間を無駄にしない

成年後見人の申立てに必要な書類の作成、戸籍の取得など自分一人で行うとなると、かなり膨大な時間と手間がかかります。しかしそれらを司法書士が代理して行ってくれるので時間の余裕ができます。成年後見は申立てをしてから審判までに約3〜6ヶ月と成年後見開始までにかなり時間がかかります。そういった事からも申立てを速やかに行わなければ更に時間もかかってしまいます。

④無駄な争いにならない

成年後見人の仕事は大変です。煩雑な書類作成に、裁判所への定期的な報告、また財産管理から特別養護老人ホームや病院の手続きまでも行わなければならないからです。いくら報酬が発生しているからとはいえ1人でその仕事を行うことになれば不満も溜まることもあるでしょう。そして追い打ちをかける様に親族からの口出し…など。大変です。そういった面でも専門家が成年後見人になってくれると公平かつ適切に手続きなどが行われることはメリットと言えます。

デメリット

・専門職後見人に対して報酬が発生する。財産状況によって報酬も異なってくる。
・家族の様に頻繁に会うことはない。そのため状況の変化(痴呆・認知症)があっても気付かないことがある。

こういったデメリットもあります。しかし家庭裁判所での専門職後見人として選任率は司法書士がトップとなっています。

岡山県で成年後見に関することは0120-193-552まで。岡山成年後見サイトへのご相談は無料です。いつでもお気軽にお問い合わせください。 岡山で成年後見関してのWEBでの無料相談はこちらから