「成年後見制度とは?」

岡山成年後見サイトで成年後見の事務担当をしています。
よく分からないという方も多い成年後見制度についてシリーズで説明させて頂きます。

高齢化社会と言われて久しいですが、高齢者の人口は2045年頃には、3,857万人まで増加
する見込みで、今後、総人口が減少するなかで、高齢化率は上昇し、2060年には高齢者の人口が
約40%になると予想されています。
また、高齢化に伴い認知症高齢者が増加し、2012年時点で462万人、軽度認知障害者と呼ば
れる予備軍も400万人います。                 (厚生労働省のデータより)

こうした高齢化社会の中、高齢者の方の「自分らしく生きる権利」を支える制度として、2000年
4月に「介護保険」と「成年後見制度」がスタートしました。介護保険制度とは、利用者が事業者と
契約して介護サービスを受ける制度です。

では、成年後見制度とは、どういった制度なのでしょうか?
「後見人」など耳にされた方もいらっしゃるかと思います。
認知症、知的障がい、精神障がい、高次脳機能障がいなど、病気や不慮の事故などによって、判断能力が
不十分な人が財産管理や介護サービスの利用契約などを行う為や、虐待や消費者被害などに遭わずに安心
して生活が送れるようにする為の制度です。

また、成年後見人等には、家庭裁判所から最も適切と思われる援助者が選任されます。
選任された成年後見人等は、家庭裁判所の監督を受けながら、被後見人に関する後見等の事務を行います。

こうした、一連の手続きを総称して「成年後見制度」といいます。

岡山成年後見サイトでは、経験豊富な司法書士が無料相談を行っています。
また、多くのソーシャルワーカーやケアマネージャーの方々等への「成年後見制度」に関するセミナーも実施
させていただいており、大変ご好評を頂いております。
相続問題なども世間を騒がせていますが、高齢者の認知症問題と相続は、必ず一連のものとして、一緒に考えて
おく必要があります。

成年後見と併せて、遺産・相続のお悩みもご相談ください。

岡山県で成年後見に関することは0120-193-552まで。一休法務事務所へのご相談は無料です。いつでもお気軽にお問い合わせください。 WEBで無料相談のご予約を行う場合はこちらから